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2023/02/21
月刊ガレパン

 

月刊ガレパン #05

 


 

 

 

 

The Pretty Things – Honey, I Need

 

 

「マネできぬワイルドボーカル」

『月刊ガレパン』はサルバドールズ惠美須がガレージパンクや音楽を語るコーナー。

 

 

 

ワイルドR&Bパンクの極み!

 

 

見てくれこのふてぶてしい佇まいを。超クールだぜっ。ソニックス(The Sonics)は泣く子を黙らせる。しかしプリティ・シングス(The Pretty Things)も負けてない!プリティズはイギリスのR&Bパンクバンドである。1stと2ndはガレージパンク、R&Bパンクの大名盤として必聴だっ!

 

ギターのディック・テイラー(Dick Taylor)は何とデビュー前のローリング・ストーンズにいたらしい。ベースをやってと言われ、やらん!と言って脱退したそうだ笑。そのままベースとして残っていたら、それはそれで人生変わっていたかもしれぬ。いや、あなたはプリティズを結成してギターを弾いて正解だった!ストーンズもすごいが、プリティズもすごいぜっ。

 

プリティズはボーカルのフィル・メイ(Phil May)の歌い方がとんでもなくカッコいい。時々混ぜるシャウトがワイルドでダーティーでセクシーだ。マネをしてみたがどーにもこーにもあの歌い方はできない笑。マジで天才である。あのキンクス(The Kinks)のレイ・デイヴィス(Ray Davis)もそのボーカルにシビれてしまって、キンクスのボーカルにフィルを誘ったくらいだから相当なもんだ。全曲必聴の1stだが、オイラのお気に入りの曲を紹介する。ぜひ聴いていただきたい!

 

 

このバンドにはもう一人ヤバいヤツがいる。ドラマーのヴィヴ・プリンス(Viv Prince)だ。3大奇人ドラマーの一人とされる奇人ヴィヴはバンドのサウンドには好影響を与えたが、その数々の奇行によりバンドの活動自体にとんでもない悪影響を与えてしまったため、最終的にバンドを解雇されてしまった。プロボクサーに喧嘩を売ってボコボコにされたヴィヴの写真(下)はあまりにも有名だ。

 

フィルは2020年に亡くなってしまった。合掌。あなたのその声は永遠に語り継がれるだろう!

 

ボクサーにボコボコにされたヴィヴ

音楽 ガレージパンク 衝動

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