編集長日記
NEWS編集長日記
- 2024/07/08
- 編集長日記
「お祭りマンボ。」
地域のお祭りに参加しました。
毎年恒例となっていたのですが、一時は新型コロナウイルス感染拡大で中止になったり、一部コースをショートカットしたりする年もありました。
今年度からはコースも元通り。とんでもない炎天下の中「わっしょい!」という威勢のいい掛け声と共に2時間半ほど地域を練り歩きました。
子どもたちは太鼓を叩いたり、団扇を持ったり、賽銭箱を担いだりしながらご近所回り。
我が家の期待のエースこと代表は「お神輿の担ぎ手」として今年も駆り出されておりました。
年齢は割と重ねていますが、見た目はピッカピカの若衆です笑。
家では「暑いから嫌だ~」とか言っておりましたが、頼まれたらやってくれるタイプ🙌
最終的には「地域との繋がりは大事!」と言って、学校や地域の行事に快く出てきてくれます。
それを良いことに、ここぞとばかりに駆り出す鬼嫁もとい鬼編集長です笑。
年々、お祭りに対する考え方が変化しているのか、地域との繋がりが薄くなってきているのか…参加人数が徐々に減ってきたり、お神輿の担ぎ手が不足したり。
地域の行事を維持することが難しくなってきています。
練り歩きのコース上に何ヶ所か休憩ポイントがあるのですが、そこで飲み物をいただきながら涼んでいたら地域にお住まいの人生の先輩に声をかけられました。
この地域のお祭りは30年以上やっているという話から始まり、昨年お神輿を大規模改修した話やお神輿やお祭りの本来の意味について教えていただきました。
大規模改修に携わった伝統工芸士さんは個人的に面識があり、我が家もお世話になったことがあります。
「ここだけの話」って教えてもらったけど、改修には百万円以上かかったとか。
素人がDIY感覚でお神輿を修繕するのはご法度。
修繕に使用する材料はもちろん、漆などにもこだわりがあり、一言で「修繕」と言ってもそう簡単にはいかないそうです。
匠の技で地域のお神輿が美しく蘇りました。
お神輿は神様の乗り物です。
法被を身にまとった担ぎ手たちが、お神輿を肩に担ぎ神社近隣の地域を回るのがちょっと前まで日本では当たり前の風景でした。
お祭りやお神輿は各地域で諸説ありますが、災厄や穢れを吸収して清めたり、人々の豊作祈願や願いを聞き入れたりするために行われると言われています。
参加したお祭りのタイトルが「子どもみこし祭り」だったから、てっきり地域の子どものためのお祭りだと思っていました。人生の先輩曰く、実はそうではないらしい。
宇都宮の二荒山神社では毎年7月に天王祭があります。
その中に各町内の子神輿が神社に安置された親神輿に対面する「親子神輿対面神事」という行事があります。
我が地域のお神輿も子神輿の一つだそうで。だから「子どもみこし祭り」なんだって。
昔は「親子神輿対面神事」のために二荒山神社まで練り歩いて行ったそうです。
時代と共にお祭りに対する考え方が変わり、そこに高齢化や子どもの減少などの課題も重なり、二荒山神社まで行くことは無くなってしまったそうです。
人生の先輩は「どんな形であれ、こういった行事はずっと続けていきたいねぇ…」とおっしゃっていました。
「こうやっていろいろ言ってくる年寄りも減ったから、若い世代が本来のお祭りやお神輿の意味を知らないでいるのも寂しいやね…」とも。
練り歩きのコースで嬉しそうに待っていてくださる方、カメラを片手に「がんばれ!」と声をかけてくださる方、直射で激熱になっている子どもの頭を嬉しそうに撫でてくださる方、たくさんの方と触れ合いました。
疲れたけど、清々しさと心地良さに満たされた1日でした。
代表は毎年、休憩ポイントで配られるビールが楽しみなんだそうです笑。
お祭り実行委員の皆様、ビールと引き換えに働きますので来年もよろしくお願いします。
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いろいろあって迷っちゃうけれど、意外と「ナチュラル」が良い色合いです。
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編集長 惠美須美紗子