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2026/07/31
編集長日記

「心、おおらかに。」

 

夏休みが始まりました。

…と言っても、我が子たちは毎日のように部活なので、夏休みに入ってもあまり生活リズムは変わりません。

夏休みにダラダラするよりは、メリハリつけて「やる時はやる!遊ぶ時は遊ぶ!寝る時は寝る!」という生活の方が良いような気もします。親も子も初めての中学校生活に奔走です。

 

忙しいながらも我が子たちの生活は毎日、充実しているようで、勉強に部活に遊びに習い事に一生懸命です。

親はひたすら応援して、見守るのみ。

この年齢になると親が介入することも減ってきますね。

少々、寂しさはありますが成長の一環と考え、出過ぎないようにしています。

しかし、多感な女子2人からしたら「お母さん、いつもうるさいな」と疎ましく思っていることでしょう笑。

 

社会でも家庭でも「人を育てることの難しさ」に悩むことがあります。

相手のことを思ってかけた言葉が時にプレッシャーとなり、モチベーションを下げてしまったり、トラブルになったり。

相手を褒めること、認めること、理解することは大事ですが、だからと言って過剰にリアクションしたり、必要以上におだてたりするのはちょっと違和感。

でも人間、誰しも褒められたら年齢関係なくめっちゃ嬉しいけどね!

 

さて、会社での人材育成と家庭で子どもの成長を見守ること。

この2つはまったく違う世界のように感じますが、共通することがあります。

 

それは育てる側の「良かれと思って」という熱意が知らず知らずのうちに相手を「コントロール(管理)」しようとする力学に変わってしまうことです。

 

会社では業務の効率や成果を急ぐあまり、事細かに手順を指示してしまいがちです。

一方、家庭では子どもの将来を案じる気持ちから、失敗しないよう先回りして答えを提示してしまいがちです。

 

これらは一見すると親切なサポートのように感じますが、実は「自分で決めて行動する自由(自己決定権)」を相手から奪ってしまうことになりかねません。

人は他人から押し付けられた役割やルールにどうしても受動的になってしまいます。

「言われたからやる」という状態に陥ると相手は静かに「やる気」を失っていきます。

 

宿題しようと思っていた矢先に「宿題は終わったの!?」と親から聞かれて

「今からやろうと思ってたのに!あーぁ!やる気無くしたぜ!」という状況がまさにコレですね笑。

 

では、どうするか。

以下のことを心がけると良いと言われています。

 

・相手に「正しさ」を突きつける前にまず「傾聴」する

→アドバイスや正論を口にする前にまずは相手が置かれている現状や抱えている感情をそのまま受け止めます。

これが意外と難しいんですよ。特に親しき中だとお互い遠慮がありませんからね。

 

・「なぜできないのか」と問い詰めるのではなく「今、どんなところで立ち止まっている?」と問いかけ、耳を傾ける

→この姿勢が「ここは失敗しても安全な場所だ」という心理的安全性を作り出します。

 

・結果ではなく「プロセス(過程)」を具体的に承認する

→売上やテストの点数といった「結果」だけを評価していると、相手は失敗を極度に恐れるようになります。

そうではなく「今回はこの部分の工夫が素晴らしかったね」「毎日コツコツと継続できているね」と具体的な行動やプロセスに光を当て、それを言葉にして伝えます。これが次の挑戦への自信につながります。

 

・「答えを教える人」ではなく「伴走者」として関わる

→育てる側は正解を一方的に提示する先生ではありません。

対等な目線で「どうすれば良いのか」と問いかけ、相手に思考の主導権を渡すことが大切です。

この「自分で考えて決めた」という感覚こそが、自ら動き出すための強力なエンジンになります。

 

・「信じて見守る」という覚悟

→「育てる」とはこちらの思い描く型に相手をはめることではなく、相手が自ら根を張り、芽を伸ばしていくための「土壌を耕すこと」です。口を出したくなる衝動をぐっと抑え、相手の可能性を信じてじっと見守る。

 

あぁ…自分で書いていて、なんだか耳が痛いです笑。

こんな仙人みたいな大きな心で見守れるかな。人を育てるってムズカシイですね。

 

 

編集長 惠美須美紗子

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