編集長日記
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- 2026/08/18
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「地獄の一丁目。」
宇都宮市に光琳寺というお寺があります。
こちらのお寺では年に1回、特別にご開帳される閻魔さまがいます。
こちらの閻魔さまは行基が作ったとか。
元々は近くにある閻魔堂に祀られていたものですが、現在こちらのお堂は無人で、光琳寺の管理下にあります。
当時はこの閻魔堂に光琳寺の専誉(せんよ)上人が祀った高さ8尺(≒2.4 m)の閻魔像があったそうですが、残念ながら戊辰戦争で焼失。
現在、年に1回の貴重なご開帳で目にすることができる閻魔さまはとても小さいサイズ。
こちらの小さな閻魔さま。
実は焼けてしまった閻魔像の胎内から発見されたとか。
よくぞ焼けずに残ってくれました。すごい。
実は以前から通りかかるたびに気になっていた閻魔堂。
「閻魔堂」という名前からして「あのお堂の中に閻魔さまがいるに違いない!」と満を持してお参りしたのですが、上記のような経緯があり、現在は空っぽでした。
そうなると「ゑ?閻魔さまは今どこに!?」ってなりますよね。
安心してください、調べましたよ笑。
毎年8/16に光琳寺の本堂にてご開帳されます。
知ったからには是非、見てみたい。
というわけで、この日をずっと楽しみにしていました。
事前に電話で確認したところ、閻魔さまは誰でも自由に見ることができるとのことで、家族で行ってみました。
秘仏なので写真はNG。
実は本堂に上がるまで家族全員、高さ8尺(≒2.4 m)の閻魔像が見られると思っていました笑。(←事前調べ不足。笑)
大きな閻魔像は焼失して現在はそのお姿を見ることができません。
胎内にあった小さな閻魔さまを拝むことができます。
修繕せずそのままのお姿で大切に祀っているのか、お顔の表情や彫りなどの細かい装飾は正直、よく見えません。
さらに厨子から少し距離があるのも相まって、私たちの目に映るのは黒い木彫の何か笑。
(閻魔さま、ごめんなさい。)
皆さんギリギリまで近づいてなんとか細かい部分まで見ようと必死になっておられましたが、手足の筋力と視力が限界に達しました。
でも実際、目にするとかなりの存在感。
「おぉぉ✨」って、ちょっと興奮します。
閻魔さまの両サイドには菊池愛山・作との伝承がある「地獄絵図」も飾られます。
これは人間の死後の世界や地獄・極楽の苦しみを描いた江戸時代の貴重な絵図で閻魔さまと同じく、この日にしか公開されません。
閻魔さまに向かって手を合わせたのは人生初です。
貴重な体験でした。
編集長 惠美須美紗子

