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2025/07/11
月刊超現実

 

月刊超現実 #31

 


 

 

 

 

「給料はキュウリでボーナスはナスです

『月刊超現実』は惠美須丈史が己の超現実を語るコーナー。

 

突如Spotifyで話題をさらった謎バンド『The Velvet Sundown』。なんと正体は楽曲も写真もジャケ写もぜ〜んぶAIだったことが発覚。世間は「だまされた!AI許すまじ!」と怒る人もチラホラいるらしいけど、正直、おいどんは「全然アリ」派である。実際聴いてみたら、ハマるほどではないけど普通にチモキイイ音楽だ。『ありそうでなかった』というより『ありそうでありそうな』音楽だけど、わるくはない。AIに丸投げして月60万円も稼げるなら、そりゃ誰だって笑いが止まらんだろう。AIが作ったからダメ、なんて誰が決めた?聴く人がイイと思えば、それが大正義である。だが、よくよく考えると、おいどんも20年以上、ロークオリティでもせっせと音楽を作ってきたため、実はAIによる音楽創作には少し抵抗がある。「音楽は自分の手で作るから意味がある!」という変なプライドが邪魔をするのだ。一方で、普段ほとんど絵を描かないためか、AIでのイメージ生成は即座に受け入れられた。自分がこだわってきた領域こそ、新しいテクノロジーを取り入れる際の一番のボトルネックになるかもしれない。これは全ジャンルに起きている現象で、画家も音楽家もコンサルも、自分が長年やってきた方法に執着しがちだ。時代は変わったのだ。必要なのは、思い切った自己否定と超絶柔軟な頭脳アップデート。そう、もはや社会現象である。まったく、なんともファンタスティィィックな時代になったものである!

 

 

 

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