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2023/06/13
月刊サルバドールズ

 

月刊サルバドールズ #11

長 英明/株式会社ジェイアンドエル代表取締役

 


 

 

 

「子どもをもっと抱きしめたい」

 

Profile:

栃木県宇都宮市生まれ。作新学院野球部、東北福祉大学野球部卒。
株式会社ジェイアンドエル代表取締役。「Let’s be borderless」をスローガンに、就職困難者への支援を行う。趣味は映画観賞、ドライブ、野球観戦。

 

 

Q1:人生において大きな影響を受けた本はありますか?また、よく人にプレゼントする本はありますか?

をプレゼントすることはありません。過去にプレゼントしたことはあるけど、何をあげたかは覚えていません。読んだ本を「これよかったよ。」と渡す時はあります。『金持ち父さん貧乏父さん(ロバート・キヨサキ著)』(※1)は20歳前後の時に父親から貰って読みました。大学の時に野球選手になりたい、と思った時期もありましたが、自分の思うように行かなかったり、野球自体が面白くなくなってしまったり…。いろいろな要因が重なって、最終的に野球をやりたくなくなってしまいました。『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでそういう世界があるんだと思いました。その時に起業家や投資家って良いなと思い目指すようになりました。
特定の事業をやりたいと思って起業したわけではありません。大学卒業後は元気寿司に就職しました。その1年後に起業し、アロマセラピー関係の販売事業を始めました。当時は何も知らない状態で商売を始めた感じでした。起業のきっかけは友人です。どんな事業で起業しようか探していた時に友人がうつ病になり「死にたい」と言うようになりました。ショックでした。その時にアロマが良いと知りました。そういう商品を販売すれば悩んでいる人たちを救えると考えました。

 

※1…『金持ち父さん貧乏父さん』
お金に関する考え方や投資の方法を示したビジネス書。著者のロバート・キヨサキが幼いころに二人の父親から受けたお金の教えを記した。一人は自身の父親。高学歴で高給取りだが、借金や税金でお金に困っている貧乏父さん。もう一人は友人の父親。不動産や株式などの資産を持っている金持ち父さん。同書は著者が金持ち父さんから学んだお金の流れや資産・負債の違いなどを図解し、分かりやすく説明している。同時にお金を稼ぐだけではなく、お金を働かせることの大切さやお金に関する教育・知識不足が多くの人の貧困や不幸の原因だということも伝えている。

 

 

Q2:ここ1年以内においてあなたの生活に最も良い影響を及ぼした1万円以内の買い物は何ですか?

万円を超えてしまいますが時計です。それまではApple Watchを使っていたのですが、ちょっとゆっくりしたいときにブーブーと時計が鳴るのが煩わしいと感じてしまって。アナログの良い時計が欲しくなり、購入しました。普段はスマートウォッチを使用しています。アナログとデジタルを使い分けることにより、気持ちの切り替えが出来るようになりました。特に旅行に行った際にはデジタルから離れ、気分を切り替え楽しめるようになりました。本当はスマホも置いていきたいところですが、それはなかなか難しいですね。
1年半前、仙骨に脊索腫(せきさくしゅ)という病気が見つかりました。日本で2年前にこの病気になった人は全国で30人くらいの奇病で、発症率は200万人に1人と言われています。12時間に及ぶ大手術をして、普通の生活もままならぬ状態になり、人生についていろいろ考えるようになりました。特に「何のために生きているのか」について考えることが多くなりましたね。子どももまだ小さいので、自分が何に1番後悔するかを考えたとき「子どもをもっと抱きしめたい」と思って。その気持ちを大切にしています。なので、仕事ばかりにならないよう切り替えをしたいと思っています。病気がきっかけで自分の時間と幸せについてより深く考えるようになりましたね。

 

 

Q3:自分の中では失敗したと思った出来事が後の成功につながったことがありますか?具体的に教えてください。

敗はいっぱいありすぎます。失敗ばかりで、大きい成功もあまり無い気がします。無いというか、大きい成功を感じた経験がないかもしれません。小さい成功はあります。自分が選択したものが失敗しても、その失敗から別の選択肢が見えてきて、結果的にそれが成功に繋がることもあります。その時は失敗と思っても失敗では無かったりします。日々、失敗がありすぎて細かいところまで覚えていません笑。

 

 

Q4:よく思い出したり、人生の支えとなっていたりする言葉はありますか?ことわざや誰かの言葉、あるいは自分が考えたオリジナルな言葉でも構いません。

はNIKEの「Just Do It」でした。「がむしゃらにやる・実行あるのみ」といった意味がありますが、自分の中では「ともかくやってみろ」と解釈しています。ずっとその精神でやってきました。個人的にNIKEが好きということも大きいですね。
最近、Instagramで松下幸之助さんの言葉を紹介しているアカウントを見つけました。「天命に従う」など、松下幸之助さんの言葉が綴られています。この言葉にかなり救われました。

 

 

 

Q5:今まででお金、時間、エネルギーなど何でもよいが自分のリソースを投下して最も価値のあったものは何だと思いますか?

球と事業です。昔からコツコツタイプで、積み重ねしかできない性分です。コツコツやるのは得意で、野球もコツコツやってきました。これまでの人生でご縁のあった人との繋がりが現在の事業にも活きています。「野球」と言うワードで人との繋がりが出来ることもあります。野球に関しては自分の意志一つで続けられる環境が整っていました。社会人野球からのお誘いもあったんです。結果的に諦めましたが、諦めちゃいけないという教訓に気付きました。野球は好きでした。身体が動く30歳くらいまではなんで辞めたんだろうと思っていましたが、今は後悔していません。あの時もっとできたのではないかと思うこともありますが、自分で諦めてしまったことなので、事業は諦めないようにしたいです。同じことを繰り返したくないという思いが強いので、上手くいかないことがあっても諦めずに続けていきます。

 

 

Q6:自分の中でくだらないけれどなぜか止められないクセや習慣はありますか?

物を右足から履くことかな笑。出かけるとき右足から靴を履いて良い結果になったので、ジンクスみたいになっています。学生の時からのクセで靴下もそうです。身体に染み付いているので止められません笑。「今日も1日、良い日でありたい」そういう気持ちから習慣になりました。

 

 

Q7:ここ数年であなたの人生をよりよくしてくれた新しい考え方や行動はありますか?

程、少し話しましたが時間を大事にすることですね。家族との時間を大事にしたいです。人生は有限です。病気を機に有限だと強く感じるようになりました。

 

 

Q8:これから新たな挑戦をしようとしている若者へ伝えておきたいアドバイスはありますか?あるいは他者からのアドバイスで無視した方が良いと思うものはありますか?

分らしい人生を送ること、かな。例えば事業においても一般的な考えや平均的な考えは気にしない方が良いと思っています。周囲の考えよりも、どっちがより自分らしいのかを1番大事にした方が良いです。知人に起業を考えている人がいます。最近、彼と「会社員としての自分」と「起業家としての自分」どっちがより自分らしいかという話になりました。

 

 

Q9:ここ数年で、うまくNOと言えるようになったこと(ビジネスでもプライベートでも)はありますか?断るコツはありますか?NOと言えるようになった結果、新たに気づいたことや役に立ったことはありますか?

分の気持ちを押し殺すことをやめました。以前と比べて、気が進まないと感じた時は参加しないこともあるし、自分の気持ちに正直になりました。昔は気が進まない時も頻繁に参加していましたね。そういった行動の背景には「時間が有限である」という自分の考えが大きく影響していると思います。

 

 

Q10:行き詰まった時、考えがまとまらなかった時、集中力が途切れた時、どうしていますか? 

命に従います。あとは妻と話すことですかね。日常的に何でも話すし、一緒に過ごす時間や話をすることを大切にしています。時にお酒を飲みながら話したり、子どもを預けてドライブしたり。行き詰まった時によくやっています。

 

 

Q11:サルバドールされたアートや芸術はありますか?単純に好きなアートや芸術でも構いません。 

生時代、振られた時にミスチルの音楽を聴いて救われました。男心を歌っていて心に刺さりました。振られた時に良く聴きました。気分転換に美術館へ行くこともあります。ちょっと話は変わりますが、ベトナムなど東南アジア諸国へ行くと熱気を感じます。昔の日本ってこうだったのかな…と思いを馳せます。近代的なビルがあるけど、川の向こうは昭和の日本みたいな風景が広がっている。そういう景色を見ていると熱いものを感じますね。

 

 

Q12:人生のターニングポイントにおいて、あなたに大きな影響を与えた人物は誰ですか?(有名人でも誰でも構いません)または誰にサルバドールされましたか?そして誰をサルバドールしたいですか?

校でも野球部に所属し、1年生から試合に出場する機会を得ました。2年生に進級し、いろいろあって辞めたくなったこともありました。でも、その時に辞めていたら今の自分はないと思います。1ヶ月ほどサボってしまった時期もありました。当時、2軍の監督を務めていた大塚先生が「とりあえず2軍でやればいい」と言ってくれました。さらに「楽しくやれよ」と。そこで野球が好きだということを思い出しました。最後の1年間は頑張ろうと思いました。そこから甲子園ベスト8進出を決めました。
大きな影響を与えてくれたのは、今は亡き妻の父親です。結婚する前に亡くなりました。それがきっかけで結婚したという経緯があります。妻と付き合って5年くらい経った頃、結婚について考えていた時に妻の父親が亡くなり、葬儀をお手伝いしました。葬儀ではお骨を持たせてもらって。その時に「俺が守らなくちゃ」と強く思いました。亡き妻の父親に背中を押された気がしてその年にプロポーズをしました。それまで妻の父親とはあまり喋ったこともなかったんです。これを機に妻の家族と距離が近くなった気がします。亡くなったことがきっかけです。自身の人生に大きな影響を与えた出来事でした。
自分を頼ってきてくれた人に良い影響を与えられれば良いなと思っています。自分にできることがあればやってあげたいし、助けを求めてきた人を助けたいです。

 

 

 

LINK:

長 英明(Facebook)

https://www.facebook.com/hideaki.cho.39

 

株式会社ジェイアンドエル

https://link-utsunomiya.com/company/

 

 

 

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